- マネーツリーって聞いたことがあるけど使い方がよく分からない
- アプリをインストールしてから何をすれば良いの?
- 実際の手順を見ながらマネーツリーを設定したい!
マネーツリー(Moneytree)はとても便利で人気の自動家計簿アプリですが、アプリ内の使い方説明が少ないので画面の見方が分かりにくいです。
仕事や家事など日々が忙しい中、画面の見方や使い方が分からず、結局使わなくなってしまう人も。
しかし、マネーツリーは基本的な使い方が分かれば、かんたんに家計管理ができます。
この記事では、マネーツリーの全機能をフル活用した私が、マネーツリーの便利機能の紹介・初期設定や基本的な使い方を5ステップで分かりやすく解説します。
マネーツリーの使い方を知って、かんたん手間なしの家計管理をスタートしましょう。
- マネーツリーの便利機能がわかる
- 画像を見ながらマネーツリーの初期設定ができる
- 画面の見方・使い方が詳しくわかる
マネーツリーの便利機能
マネーツリー(Moneytree)は、広告なしで無料機能が多い人気の自動家計簿アプリです。機能は他のアプリと比べてシンプルです。カスタマイズ性は少ないですが、サクッとお手軽に家計管理したい人に向いています。マネーツリーの便利機能は以下6つです。
広告なしのシンプルな画面
マネーツリーは無料でも広告が表示されません。
広告は画面に常に表示されていたり、ポップアップが出てきて消すのが面倒です。広告なしは思ったよりも快適ですよ。
金融機関連携可能数が50件
マネーツリーは最大50件まで金融機関を登録できます。
クレジットカードや銀行口座が多い人でも50件あれば全ての金融機関を登録できるでしょう。
対応している金融機関が多い
マネーツリーは2022年11月現在、2,474社の金融機関に対応しています。
多くの金融機関に対応しているので、連携したい金融機関が無くて困ることはほとんどありません。
通知機能が豊富
マネーツリーはポイント有効期限やクレジットカード引き落とし前の引落し額の通知機能が無料で使えます。
有効期限を定期的にチェックしたり銀行残高を気にする必要がないので、クレジットカード払いが多かったり、複数のポイントを貯めている人にはおすすめです。
通知機能を細かくON/OFF切り替えできるのも嬉しいポイント!
データ閲覧期間が無制限
マネーツリーでは無料会員でもデータは永年保存されます。
多くの家計簿アプリはデータの閲覧期限が1年などの制限があるので、この機能だけでもマネーツリーを使用する価値がありますよ。
全資産額が分かりやすい
マネーツリーは今の全資産額が一目で分かります。
クレジットカードなどの負債を差し引いた本当の資産額が一発でわかるのが特徴です。
クレジットカードの金額は分けて集計されてしまう家計簿アプリもあるので、キャッシュレス派の人ほど重宝しますよ。
マネーツリーの初期設定
マネーツリーをインストールして、アカウントの設定をします。
アプリのインストール
マネーツリーのアプリをインストールします。
Moneytree ID アカウントを作成する
まずは、MoneytreeIDに登録してアカウントを作成します。アカウント作成はメールアドレスで登録する方法のみ用意です。
アプリを開いて「はじめよう」をタップします。
マネーツリーで利用する金融機関を選ぶ画面が出ますが、あとで設定できるので、この時点では「あとで」をタップします
通知の設定画面が表示されます。マネーツリーのプッシュ通知は便利なオススメ機能です。こだわりがなければ「プッシュ通知を許可する」をタップして、設定しておきましょう。
通知設定画面のあとに、マネーツリーのアカウント作成画面が表示されます。
メールアドレスとパスワードを入力します。
規約に同意のチェックを入れたら「登録する」をタップします。
メールアドレスに間違いがないか確かめて「確認」をタップします。
暗証番号を設定します。4桁の暗証番号を入力しましょう。
生体認証の設定です。セキュリティレベルが上がるので設定をオススメします。
Moneytreeの認証にFace IDを使いますか?で「使う」をタップします
指紋認証やFace IDなどの生体認証は、セキュリティ対策のため設定するのがオススメ◎
これで設定完了です。マネーツリーのホーム画面が表示されました。
アカウントを有効化する
マネーツリーの通知機能など、全ての機能を使うためにアカウントを有効化します。アカウント作成時に登録したメールアドレスを確認します。
「メールアドレス確認メール」という認証メールが届いているので「メールアドレスを認証」をタップします。
これでアカウントの有効化が完了しました。
メールが届いていない場合はマネーツリーアプリの「通知」タブを開いて、「認証メールを再送信する」をタップします。
それでもメールが届かない場合は、迷惑メールのフォルダに入っていたり、確認するメールアドレスが間違っていないかチェックしましょう。
タブの役割
マネーツリーには左側から順番に、以下4つのタブがあります。
- 現金記録
- パーソナル
- ワーク
- 通知
現金記録タブ
「現金記録」タブは、現金の収入や支出があったときに手入力する場所です。
パーソナルタブ
パーソナルタブは、マネーツリーの1番重要なタブです。連携している金融機関の情報が分かります。左右にスライドすることで3種類の画面を見られます。
ほとんどの人は「現金記録」と「パーソナル」タブを見るだけでOKだよ
ポイント画面
「ポイント」画面では、ポイントカードの残高や履歴が確認できます。
口座残高画面
「口座残高」画面では、それぞれの金融機関ごとの利用金額や残高が表示されます。
支出画面
「支出」画面では、期間ごとに使った金額が確認できます。
ワークタブ
ワークタブは、支出入力のときに「経費」として入力したものがこの画面に表示されます。
主に個人事業主や経営者が使う画面なので、家計管理のときは使わなくてOKです。
通知タブ
「通知」タブでは、カードの引き落とし日やポイントの有効期限などの通知を見ることができます。
通知の設定も「通知」タブから行いますが、オススメの通知は初期設定でONになっているのでそのまま使ってもOKです。
通知の設定方法は、もう少し読み進めると解説があるよ
マネーツリーの使い方|5STEP
マネーツリーの具体的な使い方を5STEPで解説します。
金融機関を連携する
まずは銀行口座を連携しましょう。
「パーソナル」タブで、「追加はこちら」をタップします。
自分が連携したい金融機関のカテゴリを選びましょう。今回は楽天カードを例に連携するので「クレジットカード」をタップします。
「楽天カード」を選びます。
金融機関のIDとパスワードを入力して、「Moneytreeに接続する」をタップしてください。
連携が完了するとクレジットカードが追加されます。
金融機関によっては、追加情報の登録が必要な場合があります。「こちらをご確認ください」をタップしましょう。
必要な情報を入力して「Moneytreeに接続する」をタップします。
連携が完了してしばらく経つと、データが表示されます。
通知を設定する
マネーツリーの通知はポイントの有効期限やカードの引き落とし日など、キャッシュレス派に便利な通知が無料で使えるんです。基本的な通知は初期設定でONになっていますが、自分に合った設定かどうか確認しましょう。
「通知」タブを開いて、左上の「設定」をタップします。
マネーツリー無料版の場合、7つの通知設定が可能です。
- クレジットカードの支払日
- ポイントの有効期限
- 大口(高額)取引
- 預金残高の低下
- 給料の振込
- 大口(高額)の入金
- 未分類の明細
それぞれプッシュ通知・メール通知のON/OFFが設定できます。
現金使用分を記録する
金融機関を連携しておけばあとは放っておけば収支の記録をしてくれますが、現金や連携していない支払い方法は手入力する必要があります。
「現金記録」タブの「+」ボタンをタップします。
各項目を入力します。
- 日付
- 支出・収入の切り替え
- 金額
- メモ
- カテゴリ(自分で作成も可)
- レシートなどの添付ファイル(有料プランのみ)
- 個人・法人の切り替え(使わなくてOK)
→法人を選ぶと、「ワーク」タブに表示されます
各項目を入力して「保存」をタップすれば入力完了です。
情報を更新する
マネーツリーの無料会員は、定期的に情報を自動更新しています。しかし「今、最新結果を見たい!」という場合は、金融機関ごとに手動で情報を行います。
「パーソナル」タブの「口座残高」画面で更新したい金融機関を選択します。
「設定」アイコンをタップします。
「即時更新」をタップします。
これで完了です。しばらくすると画面の情報が最新に更新されます。
収支・資産推移を振り返る
連携や日々の入力ができたら、振り返りのために履歴をグラフで確認しましょう。
「パーソナル」タブで「支出」画面を開いたら、右上のグラフアイコンをタップします。
スマホの画面回転ロック機能をOFFにすれば、スマホを横向きにすることでもグラフが見られるよ
収支を確認
収支を確認することで、何にいくら使ったのかが分かるようになります。全体の支出額は「支出」グラフで確認できます。
右上のボタンをタップすれば、カテゴリごとの支出の比率や金額がわかります。
資産の増減を確認する
収支を確認するのと同じタイミングで、資産の上下も確認します。
資産推移を確認することで、貯蓄率や今後貯金するべき金額が分かるようになります。
「全資産の推移」グラフで確認できます。
「現金入出金」グラフでは「現金記録」タブで入力したものが表示されますが、特に見なくてもOKです。
まとめ:マネーツリーは忙しい人にこそオススメ
今回はマネーツリーの使い方を解説しました。無料で使える範囲が広いマネーツリーは、使い慣れると家計改善の強い味方になります。
マネーツリーを使って楽に家計管理をする具体的な方法は別記事で解説予定です。
家計簿の振り返りには資産推移の確認など2-3ヶ月ほどデータをためる時間が必要です。
忙しい人はまず今回の記事どおりにインストール&設定だけ済ませて、放ったらかし自動家計簿をスタートしてみてくださいね!