- 家計簿がなかなか続かない
- 家計簿をつけているのに、支出が減らない
- セキュリティの高い家計簿アプリを使いたい!
家計簿をつけるのってめんどくさいですよね。家計簿をつけることは、自分の収支を把握し、お金の管理をするためにとても重要なことですが、正しい方法でつけなければ、逆にストレスを感じることもあります。また、家計簿をつけること自体が苦手で、継続することができないという方もいるでしょう。そんな人におすすめなのが家計簿アプリ「Mable」(メイブル)です。Mableは三菱UFJ銀行が提供する家計簿アプリです。
Mableは口座を連携して自動で収支を記録するタイプの家計簿アプリで、三菱UFJ銀行が運営・提供しています。もちろん、三菱UFJ銀行の口座を持っていない人でも使えますよ。
この記事ではMableのメリット・デメリットを紹介しています。「どの家計簿アプリを使おうかな‥」と迷っている方はぜひ参考にしてください。
Mableとは:三菱UFJ銀行の自動家計簿アプリ
Mableは口座を連携させて使う自動家計簿アプリです。2020年9月にリリースされました。他にも人気の家計簿アプリはありますが、Mableが他と大きく違うのはメガバンクが提供している家計簿アプリという点です。
Mableは三菱UFJ銀行が提供しています。しかし、三菱UFJ銀行の口座を持っていない人でももちろん利用できます。
大手の銀行が運営・提供している家計簿アプリって珍しいよね
口座連携する家計簿アプリはセキュリティ対策が非常に重要です。他の人気アプリもセキュリティ対策はしっかり行われていますが、三菱UFJ銀行提供のアプリということでMableなら更に安心して使えるという人も。
Mableとは三菱UFJ銀行の運営・提供で、誰でも使える家計簿アプリと覚えておきましょう。
Mableのデメリット
Mableはとても使いやすい家計簿アプリですが、他の家計簿アプリと比べるとデメリットもあります。まずはMableのデメリットを紹介します。Mableのデメリットは以下の7つです。
レシート読み取り機能がない
Mableにはレシート読み取り機能がありません。現金支払いなどの手入力項目では、レシート読み込み機能がないため、手動で入力する必要があります。
キャッシュレス支払いが多い人は気にしなくてOKですが、現金支払いが多い人はレシート読み取りのある別アプリを使った方が良いでしょう。
レシート読み取り機能がある家計簿アプリは「マネーフォワード」「Zaim」などが人気です。
総資産や支出の推移グラフがない
Mableには月をまたいだ推移のグラフがありません。ふりかえりで確認できるのは、1ヶ月ごとの支出の内訳や金額です。
そのため、Mableは年単位の支出のふりかえりができません。1ヶ月ごとの支出をそれぞれ見られますが、1年を通していくら使ったのかなどを確認できる場所はありません。年単位での支出の比較が必須の場合は他の家計簿アプリを使う必要があります。
また、「ふりかえり」のカテゴリ分類では支出しか管理ができず収入をカテゴリーごとに見ることはできないので、収入も管理したい人は要注意です。
株や投資信託の損益表示がない
Mableは証券口座も紐づけることができますが、損益表示はありません。投資の損益表示を頻繁にチェックしたい人はMable以外のアプリも使う必要があります。
インデックスファンドなど、損益表示はたまにチェックするだけで良い人なら証券口座に直接アクセスして確認することもできますね◎
予算管理ができない
Mableには予算管理機能がありません。各支出に予算を設定したり、予算の範囲内に収まっているかどうかをチェックすることができません。予算管理は家計管理にかなり重要になってくるので、予算管理ができる他アプリとの併用もおすすめです。
予算管理ならZaimが圧倒的におすすめです。Zaimの詳しいメリット・デメリットはこちらの記事で解説しています。
カテゴリを編集できない
Mableはデフォルトのカテゴリ名を編集できません。
カテゴリは決まった中から選んで使うことになります。支出は大カテゴリ27項目もあり、しっかり準備されていますが、自分だけのカテゴリ設定をしたい人には使いにくいポイントでしょう。
自分だけのカテゴリを自由に追加できる無料の家計簿アプリは、例えば以下のアプリです。
金融機関の表示名を変更できない
Mableは金融機関名の表示名を変更できません。
例えば、家族で1つのMableアプリを使っていて同じ銀行の口座を持っている場合、同じ名前で表示されるので、パッとみてどちらの口座なのか分かりません。
連携できない金融機関がある
Mableは一部連携できない金融機関があります。例えば電子マネー「LINE Pay」はMableでは連携できません。
MableはMoneytree社が提供するMoneytreeサービスを通して情報登録を行っています。Moneytreeが対応していない金融機関は非対応が基本です。
MableとMoneytreeの対応している金融機関は基本同じですが、楽天銀行は例外です。Moneytreeだと有料会員しか連携できませんが、Mableだと無料で連携できます。Mableをうまく使えばMoneytreeにも無料で反映することができます。詳しい連携方法はこちらの記事で解説しています。
Mableのメリット
必要最低限の機能だけのMableですが、他の家計簿アプリにはなかなか無いメリットもあります。Mableのメリットは以下の7つです。
課金なし・完全無料で使える
Mableは全てのサービスを無料で利用できます。課金して使う機能も全くないので「この機能が使いたいのに有料版でしか使えない‥」ということも起きません。
課金がないと分かってるからストレスフリーで使えるよ
口座の連携数が無制限
Mableは口座の連携数が無制限です。
人気家計簿アプリ「マネーフォワードME」の無料連携数が4件に対して、Mableは無料で無制限に口座を連携できるのは魅力的ですよね。
銀行口座やクレジットカード、ポイントカード、電子マネー、証券などあらゆる金融機関と連携できるため、簡単に資産管理をすることができます。
残高不足を事前に知らせてくれる
Mableは引き落とし口座の残高不足を事前に知らせてくれる機能があります。口座の残高が足りているかどうかを毎月事前に通知してくれるんです。キャッシュレスが主流になってきた今ではすごく助かる機能ですよね。
「クレジットカードの引き落とし額足りてるかな‥?」と毎月気にすることが無くなるよ
支出の振り返りが手軽にできる
Mableでは支出のふり返りが手軽にできるのもメリットの1つです。
支出が自動的にカテゴリ分け・色分けされて、円グラフで表示されます。視覚的に何にどれだけ使ったのかがよく分かりやすいです。
三菱UFJ銀行の運営・提供で安心して使える
Mableは銀行が運営しているアプリで安心して使えます。三菱UFJ銀行が運営・提供しており、個人情報は厳密な管理・運用体制のもとで保護されています。また、個人情報をMoneytreeを通して取得し、世界でも標準とされるレベルのセキュリティ対策を行っているため、安全性についても十分な対策を取っています。
しかし、家計簿アプリ全般のセキュリティを高めるためには私たちユーザーの設定も重要です。口座を連携して使う家計簿アプリの安全性や対策方法はこちらの記事で解説しています。
【三菱UFJ銀行口座がある人のみ】使い分け口座を設定できる
「三菱UFJ銀行」の口座を持っている人は、Mableを使うことで使い分け口座を設定できます。
つかいわけ口座とは、三菱UFJ銀行の口座に加えて開設することができる、もうひとつの普通預金口座です。共有家計用と個人のお金用・貯蓄用と日常使用などライフスタイルに合わせて、同じ銀行内で口座を使い分けることができます。
三菱UFJ銀行の口座を持っている人にとって、Mableは特に便利なアプリになりますね。
使いやすいデザイン
Mableはシンプルな機能のみで直感的に使いやすいアプリです。シンプルで優しい操作性は、金融の「難しい」というイメージを与えません。
初心者が使いやすいデザインが評価されて、グッドデザイン賞も受賞しています。
パステルな色使いだしアイコンも可愛いので、ついアプリを開いて見たくなっちゃう
まとめ:Mableは家計簿初心者におすすめ
Mableは三菱UFJ銀行が提供する家計簿アプリで、完全無料で使えます。口座残高・クレジットカード利用額・電子マネー・ポイントなどの残高を一目で確認することができます。使いやすいデザインなのも嬉しいポイント◎カテゴリーにわけて毎月自動で集計してくれるので、かんたんに家計簿をつけたい人にぴったりのアプリです。
反対に、機能は最低限なので家計簿をしっかりつけたいという人には不向きです。
利用は完全無料でなので、ぜひ気軽に使ってみてくださいね。
もしMableは自分の目的に合っていないかも‥?と思う人は下記で家計簿アプリの特徴をランキング形式で紹介しているのでチェックしてみてください。