- おかねのコンパスって聞いたことあるけど、マネーフォワードとの違いは?
- マネーフォワード無料版を使っているけど一部機能が足りなくて…
- おかねのコンパスが実際使いやすいのか教えて!
おかねのコンパスは最近注目が集まる自動家計簿アプリです。
口座連携数が無制限など無料とは思えない魅力的が機能もあります。しかし、今まで他の自動家計簿アプリを使ってきた人にとっては、反対に当たり前の機能がなくて「思っていた機能がない!」と使うのをやめてしまう人も。
この記事では、おかねのコンパスの特徴や口コミを詳しく解説しています。実際に使って分かったデメリットも正直にレビューします。機能がよく分からずアプリを使い始めて、時間を無駄にすることも無くなりますよ。
おかねのコンパスの特徴を知って、自分に合った自動家計簿アプリかどうかチェックしましょう!
おかねのコンパスをおすすめする人
おかねのコンパスを使うのが向いている人は、以下3つのどれかに当てはまる人です。
キャッシュレスメインで生活している人
おかねのコンパスは完全な自動家計簿アプリです。支出や収入を手入力する機能はありません。連携している口座の明細のみで家計管理をするシンプルなつくりになっています。現金派の人にとっては使い勝手が悪いですが、キャッシュレス派にとっては十分な機能が揃っています。
- 投資の損益表示が見られる
- 全資産をすぐ把握できる
- 何件でも口座を連携できる etc…
これだけ機能が豊富で完全に無料で使える家計簿アプリはなかなかないよ!
反対に、現金派の人はおかねのコンパスではなく、明細を手入力できる別アプリを使うことをおすすめします。
シンプルで簡単に使えるアプリが良い
シンプルな家計簿アプリで自分の資産状況を確認したい人にとって、おかねのコンパスはぴったりです。
アプリはシンプルな機能で、主に4つの画面しか使いません。
おかねのコンパスの主な機能
- 資産画面:総資産額の把握・資産額の増減
- 負債画面:負債総額の把握・負債額の増減
- ポイント・他画面:ポイントやマイル数の確認・有効期限の表示
- 入出金画面:家計簿の表示・入出金明細の一覧表示
上記のような基本機能があればOKという人にとっておかねのコンパスは無料使える最強の自動家計簿アプリになります。
PCで使ったりブラウザでの表示はできませんが、スマホで家計管理を完結させたい人には問題ないでしょう。
総資産を把握したい
おかねのコンパスは総資産額や資産の増減を把握するのにピッタリの家計簿アプリです。
おかねのコンパスは口座連携数が無制限なので、総資産額をチェックが一瞬でできます。資産分析ページでは総資産額の推移も見られます。
投資をしている人は日々増えていく数字を見られるのでやる気も出やすいよ
おかねのコンパスのデメリット
おかねのコンパスは完全無料で使える超優秀な自動家計簿アプリですが、デメリットもあります。おかねのコンパスのデメリットは以下の3つです。
現金管理ができない
おかねのコンパスの1番のデメリットは現金管理ができないことです。
おかねのコンパスは完全な自動家計簿アプリです。収支を手入力する機能がありません。レシート読み取り機能も、もちろん無しです。連携している口座以外の明細はまったく記録できない仕様になっています。
キャッシュレスに移行しているため多くの場合は無くても困りませんが、やはり現金を完全に使わないのは多くの場合難しいです。
予算設定ができない
おかねのコンパスでは予算設定機能がありません。予算を設定できないので、「いつもに比べて食費が多い」など支出の増加にも気づきにくくなりがち。
おかねのコンパスは、家計簿をつけて収支を把握して支出をしっかり管理する場所というよりも、自分の資産額をかんたんに知れるツールというイメージの方がいいかもしれません。
カテゴリ編集ができない
おかねのコンパスはカテゴリ編集ができません。既存のカテゴリの名前を変更したり追加する機能がありません。
基本的なカテゴリはマネーフォワードとほとんど一緒です。しかし、マネーフォワードで言うところの大カテゴリしか存在しません。細かくカテゴリ設定をしたい人や、自分がよく使うカテゴリがない人にとっては使いにくいポイントになります。
- 食費
- 日用品
- 趣味・娯楽
- 交際費
- 交通費
- 衣服・美容
- 健康・医療
- 自動車
- 教養・教育
- 特別な支出
- 現金・カード
- 水道・光熱費
- 通信費
- 住宅
- 税・社会保障
- 保険
- その他
- 未分類
おかねのコンパスのメリット6つ
おかねのコンパスのメリットは主に6つあります。どれも家計簿アプリに求められる機能や特徴ばかりで、かなり魅力的なアプリですよ。
全ての機能を無料で使える
おかねのコンパス最大のメリットは全機能を無料で使えることです。完全無料なのに
- 連携口座数が無制限
- 見やすい画面
- 自動連携先が多い
など、他の自動家計簿アプリに劣らない機能が備わっています。家計簿アプリにお金をかけられないけれど、機能制限のストレスなく使いたい!と言う人には特におすすめです。
口座連携数が無制限
おかねのコンパスは口座連携数が無制限な点も大きなメリットです。
- マネーフォワード:無料は4件まで
- マネーツリー:50件まで
- Zaim:無制限
- OsidOri:無料は7件まで
- おかねのコンパス:無制限
と、他の家計簿アプリと比べても口座連携数の制限がないアプリは貴重です。
全ての口座を1つの家計簿アプリに紐づけることで、全資産額が把握できて資産が増えていくのが分かるので家計改善のやる気にもつながります。
ネットショッピングとの連携もできるので、オンラインでの買い物が多い人は特に重宝するでしょう。
期間の閲覧制限なし
おかねのコンパスはデータ閲覧期間がなんと無制限です。数年前のデータとも見比べられるので、口座連携数無制限のメリットとかけ合わせて、総資産額がつみ上がっているのが視覚化できます。
- 預貯金
- 株・債券・投信
- 電子マネー
さらに資産とは別画面ですが
- 負債
のカテゴリごとに資産推移が見られますよ。
過去のデータを見ながら年間予算も立てやすくてGoodだね
対応している金融機関が多い
おかねのコンパスは対応している金融機関が多いこともメリットの1つです。
- マネーフォワード:2,613件
- マネーツリー:2,474件
- Zaim:1,321件
- おかねのコンパス:1,538件
と、対応口座数最多のマネーフォワードには及びませんが、多くの人にとって十分な連携先がそろっています。
マネーフォワードと使い方が似ている
おかねのコンパスはマネーフォワードと共同開発しているアプリで、操作画面や使い方がマネーフォワードと似ています。
カテゴリ名やグラフの表示方法なども似ているので、マネーフォワードを使ったことがある人は違和感なく使い始められますよ。
グループが何個でも作れる
おかねのコンパスはグループを何個でも作成できます。
グループ機能とは:用途によって分けて資産や収支を管理する機能。「夫婦用」「個人用」「年金用」「こども用」などで分ける人が多いです。
マネーフォワード無料版だとグループを1個しか作れないので、夫婦で同じアカウントを使っている人は「夫婦用」「個人用」を分けて管理するのは難しいのが現状です。
おかねのコンパスはグループの作成個数は無制限なので、夫婦で一緒のアカウントでも分けて資産管理しやすいですね
マネーフォワード(無料版)とおかねのコンパスの比較
無料版のマネーフォワードとおかねのコンパスとの比較表です。2つのアプリ同士でどの機能が違うのかチェックできます。
- 黄色塗潰し…特に便利な機能
アプリ | マネーフォワード ME | おかねのコンパス |
金融機関対応数 | 2,613 件 | 約1,540 件 |
レシート撮影 | あり | なし |
現金管理機能 | あり | なし |
予算設定 | あり | なし |
カレンダー表示 | あり | なし |
グラフ表示 | 棒グラフ 円グラフ | 積み上げ面グラフ(資産のみ) 円グラフ |
口座連携可能数 | 4件 | 無制限 |
データ閲覧期間 | 過去1年分 | 無制限 |
広告表示 | あり | なし |
負債金額表示 | なし | あり |
連携口座の一括更新 | なし | あり(すぐ更新されないことあり) |
ポイント有効期限表示 | なし | あり |
グループ作成 | 1件のみ | 無制限 |
おかねのコンパス気になる点Q&A
おかねのコンパスと別アプリの複数使いがおすすめ
おかねのコンパスは現金管理機能がありません。しかし、実際は現金を使わざるを得ない状況は避けられません。
- 病院代
- 現金のみの飲食店
- 結婚式のご祝儀 etc…
実際に日本で完全にキャッシュレスで暮らすのは難しいので、おかねのコンパスとは別で現金を管理する必要があります。
使い分けの例
- おかねのコンパス→総資産の把握・資産の増減
- 他のアプリ→家計簿をつけて予算を立てる
詳しい使い分けは別記事で解説予定です。
まとめ:おかねのコンパスはキャッシュレス派に超おすすめの自動家計簿アプリ
今回は自動家計簿アプリ「おかねのコンパス」のメリット・デメリットを解説しました。おかねのコンパスはキャッシュレス派や資産総額を把握したい人にぴったりの家計簿アプリです。
マネーフォワードの無料範囲に不満が出てきた人や、シンプルな機能で見やすい家計簿アプリを探している人はぜひおかねのコンパスを使ってみてくださいね!他にもおすすめのアプリを使ってみたい人は以下の記事でも解説しています。
家計簿アプリでしっかり家計管理をして、忙しくても家計改善できる環境を作っていきましょう!